安心のランチ環境を!コロナ対策にもなる社食サービスとは?

社食サービス比較

新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活は一変しました。

学校が休校になり、企業は在宅勤務を導入。外出する人が減り、結果外食をする人の数も減少しました。

そんな中、オフィスへ出社しなければならない業種・企業の方は、コロナ対策のことを考えるとランチで外食することに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、従業員に安心してランチを食べてもらいたい企業のために、コロナ対策にもおすすめな「社食サービス」をご紹介いたします。

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コロナの影響で働く人々のランチスタイルが変化

新型コロナウイルスの影響により、人々の外食回数に大きな変化があったことがソフトブレーン・フィールドの調査により見えてきました。

新型コロナ感染拡大前の2020年2月までの調査ではデリバリーやテイクアウトを除く、「店内で週に1回以上の外食」をしていた人の割合は34.6%でした。

しかし、感染拡大後の3月以降は21.7%とは減少していったのです。

その数字はランチタイムにも現れました。

ランチを店内で食べる人は2020年2月までは64.6%でしたが、3月以降は39.1%と25.4%減少したのです。

在宅勤務などにより、オフィスへ出社する人が減ったことで利用回数が減ったことも影響していますが、テイクアウトに切り替えた人も多かったのでしょう。

テイクアウトは2020年2月までは32.8%でしたが、3月以降は46.1%と13.3%も上昇したのです。

 

出典:https://foodfun.jp/archives/9538

 

安心できるランチ環境づくりが求められる 

今までも社食を始め、休憩スペースなど、オフィスの中で気軽に食事をできる場所はあったと思います。

しかし企業は今、出社している従業員のために、コロナ対策を目的とした安心してランチが食べられる環境を社内に作ることが求められています。

 

コロナ対策にもなる社食サービスの特徴とは?

「ランチ時にオフィスの外に出て、不特定多数との接触機会を減らす」ことができる社食サービスはコロナ対策として推奨されます。

 

社食サービスとは 

社食サービスとは、「設置型」と「宅配型」の2つのタイプに分けられます。

 

【設置型】

設置型とは、厳選した食品を社内に設置した冷蔵庫や棚に陳列した、無人販売所です。自動販売機型の場合もあります。

厳選した食材を使用していたり、健康を考えた商品が提供されていることも多いです。生鮮食品やお惣菜、冷凍弁当など社内で購入したとは思えない程クオリティの高い商品を提供しています。

社内にいればいつでも利用可能なので、ランチタイムに決まりのない比較的自由な社風の場合、従業員は使い勝手が良いでしょう。

ランチタイムが決まっている企業では、その時間帯に混み合う可能性があるので、注意が必要です。

 

【宅配型】

宅配型とは、古くからある宅配弁当と同じく、注文したお弁当をランチタイムまでにオフィスまで届けてくれます。

お手軽価格なことが多く、ランチにあまりお金をかけたくない従業員にはありがたいですね。

少ない個数から注文が可能なことも多く、人数の少ないオフィスでも導入しやすいサービスです。

注意点は、注文の期限が決まっていること。また、メニューの種類が少ない場合もあるでしょう。

そのため、食べられる物が少ない人は選択肢に悩むこともあるかもしれません。

基本的なランチの時間より遅いタイミングで食べる場合、お弁当ができあがってから時間が経ってしまっているので、その点も注意しましょう。

最近ではコロナ対策とした在宅勤務の増加に伴い、従業員の自宅へお弁当を届けてくれるサービスを導入している場合もあります。

 

社食サービスは設置型、宅配型それぞれに良い点、悪い点があります。

企業の社風、従業員の出社人数や年齢層などを考えたうえで、検討することをおすすめします。

 

社食サービスがコロナ対策につながる理由 

コロナ対策でオフィス街に来る人の数は減っているかもしれませんが、ランチタイムは集中的に混雑し、コンビニやテイクアウトの列に並ぶこともあるでしょう。

ソーシャルディスタンスをとっていたとしても混雑をしている飲食店に入らなければならないこともあるかもしれません。

 

しかし、オフィス設置型または宅配型の社食サービスがあれば、混雑するランチの時間帯に外出する必要はありません。

設置型の場合、対人販売ではないので人との接触回数を減らすことになります。

電子マネー決済が導入されていることも多く、現金を直接触らなくて良いのでコロナ対策にとても効果的ですね。

比較的自由な時間にランチタイムがとれる環境であれば、いつでも利用のできる設置型の社食サービスは食事スペースに人が少ないタイミングを狙うことも可能です。

宅配型もオフィスまで運んできてもらえるので、不特定多数の人との接触が避けられる点では、コロナ対策として同じく効果的といえるでしょう。

 

健康&リーズナブル!社食サービスのメリット 

社食サービスを導入するメリットはコロナ対策だけではありません。

近年注目を集めている、経済産業省による「健康経営」戦略の一つとしても効果的です。

 

健康経営とは、企業が従業員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に行うことです。

すべての従業員が健康に対する正しい知識を持ち、健康で健やかな毎日を送ることは、結果として企業の利益が向上することを目的としています。

その中で「社食サービス」を導入することは、企業としても従業員としても取り入れやすいものと言えるでしょう。

近頃は健康経営にも取り組めるよう、身体に良い食材を使用していたり、栄養バランスの整ったお弁当宅配を提供してくれる社食サービスが多くあります。

 

また、福利厚生としても社食サービスは取り入れやすいと言えます。

従業員が企業に求める福利厚生は「食事」に関することが多くあげられます。
ですが、社員食堂の導入はコストやスペースの問題で簡単にはできません。

しかし、「社食サービス」であればコストやスペースは求められることはないでしょう。

社食サービスは様々な企業から提供されています。

上手に利用すれば、従業員が健康になるための食事をリーズナブルに提供することができるのです。

 

社内で手軽に!社食サービスおすすめ5選

社内で手軽に利用することのできる社食サービスは、どんどん進化しています。

昨今のコロナ対策のため、既存の社食サービスも提供方法を変更し、新しく生まれ変わったものもあります。

こちらではおすすめの社食サービスをご紹介いたします。

コロナ対策のため、企業にあった社食サービスの導入にお役立てください。

 

オフィスでやさい・オフィスでごはん 

社内配置型の社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」から提供されている「オフィスでやさい」・「オフィスでごはん」は2020年10月時点で、2,000拠点以上の導入実績があます。
いつでも手軽に健康的で安心・安全な食事をオフィスで食べることができる社食サービスです。

 

【オフィスでやさい】

サラダやフルーツ、お豆腐やサラダチキンなど野菜を中心に身体のことを考えた健康的な食事を週2回、最大5回までオフィスに設置した専用冷蔵庫まで配達してくれます。

1年間で60種類以上の商品が季節ごとに入れ替わるので、購入する側は飽きることなく健康的な食事を続けられるでしょう。

価格は1個100円からとお手頃ですが、食材は安全で美味しい国産野菜やフルーツを豊富に使用しています。

 

【オフィスでごはん】

健康にこだわった冷凍されたお総菜が、オフィスに設置した専用の冷凍庫に月1回配達されます。

一緒に設置されている電子レンジで解凍すれば、その場で温かいお惣菜を食べられます。

無添加や国産食材にこだわった健康的なお惣菜は、毎月替わる豊富なメニューで、こちらも飽きることなく食事を続けられるでしょう。

冷凍だからこそ、3ヶ月以上の日持ちと美味しさを提供することが可能です。

そして、オフィスワーカーに不足しがちな食物繊維やミネラル、ビタミンなどをバランスよく取り入れられるよう考えられています。

 

オフィスでごはんは選べる2つのコースがあります。

管理栄養士監修の添加物不使用の「無添加コース」は国産食材を優先的に使用し、国内生産されています。健康的で飽きのこない組み合わせで提供されているのです。

「基本コース」は不要な添加物や合成着色料は不使用で調理されています。毎月20種類のお惣菜をが届けられ、月毎にメニューがリニューアルされているのです。

在庫管理や補充、冷蔵庫、冷凍庫のメンテナンスや集金管理はすべて配達スタッフが対応してくれるので、導入後の担当部門の負担も多くはありません。

無人販売となるので、従業員が不特定多数の人と会うリスクも減らすことができます。

美味しさはもちろん、健康的で安全な社食サービスの導入はコロナ対策の一貫としてもおすすめです。

>>オフィスでやさい・オフィスでごはんの詳細はこちら

Fit Food Biz Lite

「Fit Food Biz Lite」は、健康経営を食事から見直したいと考える企業のために作られたお弁当型の社食サービスです。

医師・管理栄養士が監修し、デスクワーク中心の運動量が少ない会社員向けに作られました。

 

オフィスワーカーに多くありがちな「食後の眠気」が起きる原因は、昼食時に糖質を摂り過ぎるためと言われています。

その原因となる糖質量を60g以下にしたことで、食後に起こる血糖値の上昇を抑え、従業員のランチ後のパフォーマンス低下を防げるようにこだわりました。

 

カロリーは500キロ台と低カロリーですが、食材は20~30品目を使用しているので、満足感はしっかりと得ることができます。

塩分は2g前後と嬉しい控えめですが、無添加出汁によって旨味を十分に引き出しています。

たんぱく質は約30g、野菜は150g使われていて、7大栄養素をしっかり摂ることができます。

また、お弁当の特徴の一つに「抗酸化力」があげられます。

「抗酸化力」とは、癌をはじめとした生活習慣病に大きく関与していると言われている「酸化ストレス」から身体を守る力のことです。

その「抗酸化力」が一般的なお弁当の約80倍であると、徳島大学の検査で証明されています。

 

チルド製法で4日間の日持ちがするので、基本的に全国配送も可能となっています。

全国に拠点のある企業で導入する場合、全ての拠点に同じ社食サービスを提供できることは、地域格差の改善にも繋がります。

 

オフィスおかん

「オフィスおかん」はお手頃価格で健康的な食事を提供することのできる設置型の社食サービスです。

お惣菜一個100円からという価格で、お腹いっぱい食べても500円に収まるというリーズナブルな価格で提供されています。

 

管理栄養士が監修した健康と味にこだわったお惣菜です。

メニューは、ハンバーグから焼き魚、サラダからカレーまで約20種類のバランス良いお惣菜を提供しています。

毎月新商品が登場するので、飽きずに食べられます。

商品は専用の冷蔵庫に届けられます。冷蔵庫は3サイズあるので、拠点の規模に合わせて選ぶことが可能です。

現在は在宅勤務に対応した「オフィスおかん仕送り便」もあり、従業員の自宅へ社食サービスを届ける新しいプランも登場しました。

自宅でも、レンジで温めるだけで美味しいお惣菜を食べることができるのです。

 

シャショクラブ

「シャショクラブ」は都内最大の規模を誇る、オフィス向けの宅配型社食サービスです。

毎日10種類以上の選択肢の中から、個別に好きなお弁当を選んで、オフィスまで届けてくれます。

男性も満足できるボリューミーなものから、ダイエット中にも嬉しいヘルシー弁当まで取り揃えているので、食べたいお弁当がきっと見つかるでしょう。

前日17時までの注文で、オフィスへは11時45分までに届けてくれます。

外に買いに行って長蛇の列に並んでタイムロスをしてしまうということもなくなり、ランチタイムを有効に活用することができます。

ランチで混雑している中、外に買いに行かなくて済むこともコロナ対策にもなりますね。

福利厚生で利用できる場合、一食250円からと大変お得な価格設定となっています。

 

みんなの食堂

「みんなの食堂」はレストランの料理をオフィスまで届けてくれる宅配型の社食サービスです。

以前はビュッフェスタイルの社食方式でしたが、現在はコロナ対策としてランチボックスでの提供方式に変更となりました。

オフィスまで届けてくれるので、従業員が不特定多数の接触を避けることにも繋がります。

和食、洋食、カレーなど毎日違うレストランのメニューを2種類ずつ提供しているので、飽きないように工夫されているのです。

レストランのお弁当がお手頃な一食600円というのも嬉しいですね。

最短3日で導入ができるので、すぐに社食サービスを導入したいと考えている企業は、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

 

社食サービスを導入する際の注意点 

社食サービスは従業員の満足度が高い福利厚生の一つです。

しかし、高い満足度を実現するためには、導入する際に会社規模や従業員のニーズに合っているかを検討する必要があります。

コスト、設置場所やどういったサービスが自社の従業員に好まれるか、事前の調査が重要です。

 

利用状況に応じて品数を調整 

従業員の人数により仕入れ量は変わってきます。

コロナ対策により外食を控える人が多いと、社食サービスに人が集まり、品切れが多発する可能性もあるでしょう。

事前に社員の利用率を調査することはもちろんですが、導入後も適切な商品の補充ができるように、定期的に利用率や満足度の確認が必要です。

 

食事スペースでのコロナ対策も忘れずに

執務室はコロナ対策を万全に行っているのに対し、食事スペースや休憩室のコロナ対策は疎かになってはいませんか。

ランチタイムは同僚とお喋りをしながら食べることも多くあるため、食事スペースのコロナ対策は企業にとって必須です。

 

対策として、対面型の席や横並びに座る席では、人との間に透明のアクリル板を設置することが推奨されます。

アクリル板の設置が難しい場合は、対面に座らないようにしたり、横並びでは一つずつ席を空けるなど、工夫が必要です。

 

また、換気を行うことも効果的と言われています。
窓が開けられない場合、サーキュレーターを利用してエアコンの空気を循環させましょう。

食事スペースでの密集を避けるために、座席やスペースの拡充ができれば良いのですが簡単ではありません。

休憩時間を分散させることも、解決策の一つです。

また、従業員に大人数で集まらないよう心がけてもらう必要もあるでしょう。

共有スペースや共有物を定期的に消毒することはもちろん、共有物を使用する前は手の消毒を行いましょう。

コロナ対策をきちんと心がけ、気持ちよく食事ができるようにしたいですね。

 

まとめ

コロナ対策の一つとなる社食サービスについて、気になったものはありましたか。

自社に合った社食サービスを導入し、従業員の安全と健康を守りましょう。

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