社員食堂といえば社員の満足度ナンバー1の福利厚生ではないでしょうか。
安くて手軽に、栄養バランスのとれた食事をいただけるのが、社員食堂の魅力です。
一人暮らしの社員はもちろん、ヘルシー志向の女子社員や、お腹いっぱい温かいものを食べたい男性社員など、多くの社員が満足できる福利厚生でしょう。
しかし、いざ社員食堂を導入しようと思っても様々な壁により、踏み出せないという会社もあるのではないでしょうか。
この記事では社員食堂を導入するメリット、デメリット、また社員食堂に代わる便利なサービスについてご紹介します。
>>社員の健康改善にも!社食サービス「オフィスでやさい」<<
定番の福利厚生「社員食堂」
福利厚生の定番である社員食堂は、安くて手軽に温かいものが食べられるとして、大企業のみならず中小企業にも取り入れられています。
食事は社員の健康を支えるためにも非常に重要な要素で、おいしい食事は午後からの業務の糧にもなるでしょう。
カロリーや栄養面も計算されており、数百円で食べられるものが多いのが特徴です。
社員食堂のメリットとデメリット
では社員食堂のメリット、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
社員食堂のメリット
まず社員食堂のメリットについてご紹介します。
メリット1. 安く、栄養バランスの良いものを食べられる
コンビニでサラダ、おにぎり、飲み物、ヨーグルト等、栄養を考えて購入すれば、出費がかさみます。
そのため、お弁当だけ、パスタだけ、おにぎりだけと節約をする人も多いのではないでしょうか。
そうなると決して栄養バランスが良いとはいえず、体調を崩す原因にもなりかねません。
その点、社員食堂であれば数百円で温かく、栄養のあるものを食べることが可能です。
栄養に配慮され、メニューのバリエーションも豊かであれば、毎日の食事を楽しめて満足度もあがるでしょう。
メリット2. 手軽に社内で食事を済ませられる
休憩時間は限られているため、コンビニに行ったり外食に出かけたりしているとそれだけでかなりの時間がかかります。
しかし社内で食事を完結できれば、時間にゆとりができるでしょう。
慌てて食事をとるのは噛む回数も減り、満腹中枢も刺激されにくいため身体によくありません。
時間にゆとりを持って食事ができれば、それだけでリフレッシュにもつながります。
メリット3. コミュニケーションの場になる
仕事中にはなかなか話す時間がなくても、社内で食事をとることで仕事以外でのコミュニケーションが生まれます。
食事をしている時は仕事の時よりも場がなごみやすく、信頼関係も築きやすいでしょう。
信頼関係が築ければ仕事でもうまくフォローし合えるなど、業績アップも期待できます。
また食事をしながら雑談することで気持ちを切り替えらえるため、午後も集中して仕事ができるでしょう。
メリット4. 企業としてのイメージが良い
社外に対しては、社員の健康を気遣った福利厚生を導入しているという点でアピールになるでしょう。
求職者にとっても、社員食堂があるというのはイメージアップに繋がります。
特に1人暮らしの社員にとっては社員食堂はとてもありがたいものでしょう。
労働環境が良いということは、それだけ優秀な人材が集まりやすい会社になるのです。
社員食堂のデメリット
つぎに社員食堂のデメリットについてご紹介します。
デメリット1. メニューの改善が必要
せっかく社員食堂を導入しても料理がおいしくなかったり、メニューに飽きてしまったりして利用者がいないのでは意味がありません。
そうならないためにも、適度なメニューの改善が必要でしょう。
ただし、メニュー改善にはコストがかかるうえ、食材ロスにならないように食材の発注に気をつけるなどの手間がかかります。
デメリット2. 営業時間が限られる
社員食堂は、ランチタイムを中心とした限られた営業時間のところがほとんどでしょう。
そのため、営業時間中に会議が入ってしまったり、業務の区切りがつかず食事をとれなかったりして、なかなか利用できないこともあります。
社員食堂の導入に立ちはだかる3つの壁
社員食堂の導入に踏み切れないのには、大きな壁が原因ともいわれています。
社員食堂の導入に立ちはだかる3つの壁をご紹介します。
大きなコスト
1つ目は、社員食堂を導入するための準備と運営にコストがかかるという点です。
社員食堂を導入するための工事費、料理人の雇用費、日々の食材購入、水道光熱費など、多くのコストがかかります。
社員食堂は福利厚生の1つであり、社員に安く提供するためにも、費用のほとんどを企業が負担するしかありません。
そのため、費用を工面できずに導入を断念したという企業も多いでしょう。
広いスペースが必要
2つ目は、社員食堂を導入するためには広い設置場所が必要な点です。
社員食堂を導入するためには大型の冷蔵庫やコンロなどを配置した厨房、大勢の社員が一斉に食事をとれるような広い食堂が必要となります。
中小企業では、そのようなスペースを確保するのが難しいことも多いでしょう。
利用率が読めない
3つ目は、社員食堂の利用率が読めないという点です。
社員食堂が設置されていても、昼食はリフレッシュをしに外に出たいという人や、外回り業務が多い人、自身でお弁当を持参する人もいるでしょう。
日によって変わる利用率を推測するのは困難です。
食材の発注や保管が難しいと考え設置を断念するということもあるのではないでしょうか。
初期費用が安くて広いスペースも不要!「社食サービス」とは
導入の壁に阻まれて、社員食堂を断念をしている会社でも、食事を提供できる便利なサービスが社食サービスです。
なぜ社食サービスが便利なのか、その理由をご紹介します。
社員食堂の代わりに社食サービスをおすすめする理由
社食サービスには昼食時にデリバリーしてくれるタイプのものや、社外で調理されたものを社内で販売するタイプ、そして専用の冷蔵庫でサラダやお惣菜を保存しておき必要な時に購入できるタイプなど、多種多様なものがあります。
そのため、社食サービスでは社員食堂のように導入のための初期費用や広いスペースは不要です。
会社にとってはコストをかけず導入できる点、社員にとっては社員食堂がなくても満足のいく食事補助を受けられる点がそれぞれの大きなメリットといえます。
冷蔵庫タイプのものであればサラダやお惣菜を昼食だけでなく、朝出勤してから勤務時間の前に朝食として利用するといった使い方も可能でしょう。
仕事の都合がつかず、昼食を取るのが遅くなってしまった場合や、ランチタイムに会議が入ってしまっても、社食サービスであれば時間を選ばずに利用できます。
このように社食サービスは場所を取らず、利用時間にも縛られないうえ、コストを抑えて導入できるため、社員食堂の導入が難しい企業にとってもおすすめのサービスです。
健康・手軽・便利!さまざまな社食サービス
どのような社食サービスがあるのか、人気の高い3つのサービスを例に
ご紹介します。
オフィスでやさい・オフィスでごはん
オフィスでやさい・オフィスごはんは、月35種類以上の野菜や果物がオフィスに届き、健康的な社食サービスを社員に提供できます。
設置型の社食サービスで、社員は1つ100円(税込み)~で購入可能です。
支払いは「YASAI PAY」という電子決済アプリでQRコードを読み取るだけで済み、企業側はお金の管理をする必要がありません。
「YASAI PAY」の支払いもクレジットカード決済の他にLINE pay、メルペイでの決済が可能なため、社員は自分に合った支払い方法を選択することができます。
プラン別に特徴についてご紹介します。
1. オフィスでやさい(冷蔵保存)
- 季節に応じた新鮮な野菜やカットフルーツなどが選べるプラン
- 種類はサラダごはんやカットフルーツ、スムージーに温野菜サラダなど
- 社員は1個100円~購入可能
- 仕事をしながら食べられるようなハンディタイプのものもある
- 週2回オフィスに届けてくれるため、常に新鮮なものを食べられる
- 企業負担は月40,000円~ 配送個数120個~で利用可能
2. オフィスでごはん(冷凍保存)
- 保存料、着色料不使用の国産素材にこだわった惣菜やごはんものが選べるプラン
- 電子レンジで温めるだけで栄養士が監修したバランスのとれた食事をとることができる・社員は1個200円~購入可能
- 冷凍保存のため保存期間が長く、最長3か月の保存が可能
- 申し込みから3週間で届き、商品は月1回補充される(不足になればいつでも追加可能)
- 毎月25品の商品が入れ替わるため、飽きずに楽しめる
- 企業負担24,000円~ 配送個数80個~で利用可能
オフィスでやさい・オフィスでごはんは設置型のため時間を選ばずに利用することができるのも特徴の1つです。
残業前の腹ごしらえや、始業前の朝食の利用にもいいでしょう。
期間限定で無料の試食ができるため、商品を確かめてから導入を検討できるのもポイントです。
シャショクル
シャショクルはデリバリー型と設置型の2種類から選べる社食サービスです。
豊富な商品ラインナップで、男性社員が多いからボリュームのあるお弁当、女子社員向けにヘルシーなお弁当、社員の健康を考えて品数のあるお弁当など、企業の要望に応じたお弁当を用意してくれます。
また健康経営を考えている企業には低糖質のお弁当、働く人の健康に配慮したオフィスの目印であるWELL認証を目的としたお弁当など幅広いニーズに応じてくれるのも特徴です。
日替わりで違うメニューのお弁当を届けてくれるため、食べる楽しみを味わうことができるでしょう。
価格レンジも広く、リーズナブルなものだけでなく、誰もが知る有名店のお弁当もラインナップされています。
一仕事片付いた時や、給料日などには、自分へのご褒美として豪華なお弁当を購入してみるのもおすすめです。
プラン別の特徴についてご紹介します。
1. 対面販売
- 日替わりで数種類のお弁当をシャショクルのスタッフが対面で販売
- 机2台分のスペースがあれば利用可能
- QRコード決済で簡単に購入できる
- 固定費0円
2. 無人販売
- オフィスに設置したワゴンにて日替わりで数種類のお弁当を販売
- QRコード決済で簡単に購入できる
- ロス買い取りあり
- 月額5万円
トライアルや、対面販売を実際に見学することもできるため、実物を見てから導入の検討をしてみるのも良いでしょう。
みんなの食堂
毎日、日替わりで2種類のレストランランチを届けてくれる社食サービスです。
全メニュー栄養士が監修しており、定食スタイルの社食サービスのため、社員の健康管理にも一役買うでしょう。
魚のお弁当の「弁当屋ときしらず」、和食のお弁当の「すずのや」、洋食のお弁当の「SUUcafe」、中華のお弁当の「中国菜館 李香」、インドカレーのお弁当の「ショナルガ」の5つの専門店のお弁当が日替わりで届くため、飽きずに楽しめます。
1食600円(税込み)で固定費や配送料は無料のため、企業側の負担がなく、社員も満足のいく福利厚生サービスとなるでしょう。
導入も簡単で、契約してから最短3日で導入可能。企業側は、みんなの食堂の予約URLを社員に知らせることのみです。
利用者は2クリックでそのURLからお弁当の注文をすることができ、1週間分の献立を確認することもできます。
自分好みのメニューの時のみ事前に確認して注文できるため、社員満足度も高まるでしょう。
検討段階での試食も無料でできるため、実際に味やボリュームを確認してから検討することができます。
まとめ
社員食堂は満足度の高い福利厚生ですが、その分導入や運営のためのコストやスペースなどの問題で、導入をあきらめる企業も少なくありません。
社食サービスの導入であれば初期費用がかからない場合もあり、企業側の負担が少なく始めることができます。
今回ご紹介した社食サービスはどれも健康に配慮されたメニューを提供しており、健康経営にも役立ち、社員にも満足してもらえるものばかりです。
昼食にきちんと栄養のあるものを食べることは、効率よく仕事をするための基本でもあります。
無料で試食ができるものもあるため、ぜひ試した上で福利厚生として社食サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。