多くの企業が導入!食の福利厚生としておすすめの社食サービスとは?

社食サービス比較

近年の健康志向の高まりや、コロナ禍において社員の食事ニーズが変化してきたことを受け、数ある福利厚生の中でも特に食の福利厚生に力を入れる企業が増えてきています。

そのような中、食の福利厚生を手軽に取り入れたいと考える企業から注目を集めているのが、社食サービスです。

満足度の高い食の福利厚生を、余分なコストや手間をかけずに実施できる社食サービスとはどのようなもので、具体的にどのような種類があるのか、詳しくお伝えしていきましょう。

>>社員の健康改善にも!社食サービス「オフィスでやさい」<<

食の福利厚生が人気の理由とは?

福利厚生と一口で言っても、住宅補助や健診・人間ドッグ費用の助成、資格取得の際の費用補助などさまざまな種類がありますが、それらの中でも特に人気を集めている福利厚生が、社員食堂の設置や昼食費の補助などに代表される「食に関する福利厚生」です。

マンパワーグループが、過去・現在において仕事をしたことがある18~60歳の男女972人を対象に実施した福利厚生に関する調査(2015年)によると、「会社の福利厚生としてよいと思うもの」の項目では、住宅補助や家賃補助など住居に関連する福利厚生(48.3%)に次いで、食堂・昼食補助をはじめとする食関連の福利厚生が2位(33.9%)、「実際にあった福利厚生でよかったと思うもの」を尋ねる項目では、住居関連の福利厚生(16.7%)を押さえ、食関連の福利厚生が1位(17.1%)という結果になりました。

 

食関連の福利厚生が人気な理由として、まず全社員の日常的な利用が可能で、不公平感がない点が挙げられるでしょう。

住居関連の福利厚生の一つ、住宅補助を例に見てみると、適用対象を転勤者のみに限定しているケースや、通勤距離に上限を設けたりしているケースが見られますが、食関連の福利厚生では利用に際して条件が付されることはほとんどなく、ほぼすべての社員が利用の対象となるのです。

また、食関連の福利厚生の人気には、ビジネスパーソンの健康志向の高まりも背景にあると考えられます。

ワークライフバランスや働き方改革といったワードがすっかり浸透した今、ただがむしゃらに働くという考え方から、自身の健康面にも気を遣うことで結果的に仕事のパフォーマンスも上がるという考え方にシフトしつつあり、「食」という健康維持の根幹に関心を持つビジネスパーソンが増えてきているのです。

忙しい日々の中、健康への意識は高いけれども、なかなかバランスの取れた食事を取るのが難しいというビジネスパーソンの現状も、食の福利厚生人気の要因の一つになったと考えられるでしょう。

 

食の福利厚生の定番は社員食堂!しかし…

健康的で低価格な食事を提供できるだけでなく、社員同士のコミュニケーションの場にもなるなど、福利厚生の代表格ともいえる社員食堂ですが、実際に社食を設置・運営する上では、いくつかの課題に直面するのも事実です。

ここからは、具体的にどのような課題があるのかについて見ていきたいと思います。

 

社食の設置には大きなコストと手間がかかる

社食は食の福利厚生の定番と言えますが、実際に社食を運営するにはコストがかかる、運営の手間が生じる、などのデメリットもあります。

社食を設置する際には、場所の確保はもちろん、調理・配膳スタッフの雇用コスト、食材の仕入れコストも発生します。

また、運営の手間という面では、たとえ社食運営を外部委託するケースであっても業者の選定や運営チェックは欠かせません。

設備投資やスタッフの人件費、食材の購入費等のコストと、運営管理の手間がかかってしまう点が、福利厚生として社食を運営するデメリットと言えるでしょう。

 

社食サービスは手軽に導入できる食の福利厚生!

社食に食の福利厚生としてのメリットを感じつつも、コストや手間を考えると設置に二の足を踏むケースも多いかと思いますが、近年、社食サービスによって手軽に食の福利厚生を導入する企業も増えてきています。

ここからは、社食サービスとはどのようなものなのか、詳しく見ていくことにしましょう。

 

社食サービスのメリット

社食サービスの第一のメリットは、わざわざオフィスから出なくても手軽に食事が取れる点です。

業務が立て込んでいて食事の時間が取れないときなどに、わざわざ飲食店に行ったり、コンビニに行って弁当を買ったりするのは煩わしいですが、オフィスにいながらにして昼食を取れる社食サービスを活用すれば、限られた時間内でも効率的に食事が楽しめるのです。

コストや運営の手間を省ける点も、社食サービスのメリットの一つと言えます。

社食サービスでは、厨房やカウンター等を設けるためのスペースは不要ですし、専門のスタッフも必要ありません。

必要な量だけ注文・購入すればよいので、在庫管理の手間や仕入れコストもかからないのです。

また、社食サービスの中には栄養のバランスが考えられた管理栄養士監修のメニューや、ビジネスパーソンに不足しがちな野菜・果物を購入できる社食サービスもあり、社食サービスを上手に活用することで、社員に喜ばれる、健康的な食事を福利厚生として提供できると言えるでしょう。

 

社食サービスにはさまざまな種類がある

社食サービスと一口に言っても実際にはさまざまな種類があり、その主なものとして、弁当配達型、提供型、設置型の3種類のタイプが存在します。

 

あらかじめ注文しておいた弁当や総菜を直接オフィスまで届けてくれる弁当配達型は、栄養バランスの考えられた弁当や、各店の個性的な味が楽しめる弁当などを、必要な時に必要なだけ注文できる社食サービスです。

 

また、会議室や休憩室など社内の空きスペースを使って食事を特定の時間帯に提供する提供型の社食サービスも、食べたいものを必要な量だけ注文・購入可能な社食サービスです。

社内で気軽に出来たての食事を楽しめるだけでなく、同じ一つの空間で食事することで、社員同士のコミュニケーション活性化も期待できるでしょう。

 

そして、専用の冷蔵庫や冷凍庫をオフィスに設置するだけで、後は配達スタッフが定期的に商品を補充してくれる設置型の社食サービスは、24時間都合のいいタイミングで食事できるため、社員ごとに昼食時間が異なる職場や、ランチタイムに限らず業務の合間や早朝・夜間にも食事を取りたいといった需要があるケースでも使いやすい社食サービスだと言えます。

弁当配達型、提供型、配置型のそれぞれにメリットがあるため、自社のニーズに合致するタイプの社食サービスを選ぶとよいでしょう。

 

社食サービスにデメリットはある?

食の福利厚生の充実を考える企業にとって、低コストで運営の手間も省ける社食サービスはメリットが大きいと言えますが、そのデメリットも把握しておく必要があります。

まず、社食サービスの中でも弁当配達型、提供型で一番の難点と言えるのは、提供時間が固定・限定されてしまう点でしょう。

一斉に昼食休憩を取る職場なら問題ありませんが、ランチタイムがシフト制だったり、各自が都合のいいタイミングで昼食を取るような職場では、あらかじめ配達時間を指定しなければならない弁当配達型や、提供時間が固定される提供型は使い勝手が悪いかもしれません。

社食サービスで福利厚生の充実をはかる際には、昼食時間帯が一定であり、必要な食事を必要な時だけ注文したいというニーズがある職場ならば弁当配達型や提供型を、食事時間帯がまちまちだったり、昼食時間外の食事ニーズにも対応したい、という場合には設置型を選択することをおすすめします。

 

喜ばれること間違いなし!おすすめの食の福利厚生

低コストかつ運営の手間を軽減でき、健康的な食を手軽に提供できる社食サービスについて、その特色やメリット・デメリットを見てきました。

今や社食サービスは多岐に渡り、多数の選択肢の中から自社の状況・社員の要望に合致した社食サービスを選ぶことが可能です。

ここでは、社員が喜ぶおいしくて便利な4つの社食サービスをご紹介していきたいと思います。

 

オフィスでやさい・オフィスでごはん

配置型の社食サービス「オフィスでやさい」・「オフィスでごはん」の特徴は、何と言ってもいつでも手軽に健康的で安心・安全な食事が取れる点でしょう。

この社食サービスでは、サラダやフルーツ、総菜など野菜を中心とする健康的な食事を週2回オフィスへ配達する「オフィスでやさい」プランと、健康にこだわった総菜が冷凍の状態で月に1回配送される「オフィスでごはん」プランの2つから選択できます。

提供される食事は、どれも管理栄養士監修のメニューで、オフィスワーカーに不足しがちな食物繊維やミネラル、ビタミンなどをバランスよく取り入れられるよう考えられています。

素材や添加物にも気を遣っており、契約生産者から仕入れた国産素材や、日本国内で製造された保存料・合成着色料・化学調味料一切不使用の食品を、徹底した温度管理で鮮度を落とさずオフィスへ届けてくれるのです。

そして、在庫管理や補充、冷蔵・冷凍庫のメンテナンス、集金管理などはすべて配達スタッフに一任できるので、導入後の負担も減らせるでしょう。

ただおいしいだけではなく、健康的で安全な食事を、福利厚生として常時提供したい、というニーズを持つ企業におすすめできる社食サービスであると言えます。

>>オフィスでやさい・オフィスでごはんの詳細はこちら

オフィスおかん

低価格が魅力の「オフィスおかん」も、配置型社食サービスの一つで、総菜1個当たりの価格は100円、さまざまな総菜を組み合わせても数百円から健康的かつ満足度の高い食事を実現できる社食サービスです。

冷蔵庫のレンタル費用や資材費、配送料等は月額料金に含まれるため、初期費用を抑えられ、最短で申し込みから約1週間後には利用を始められるスピーディーさもメリットです。

一つ100円からという、良心的なコストパフォーマンスで食の福利厚生を提供できる点が、「オフィスおかん」の特徴と言えるでしょう。

 

みんなの食堂

専門店が手がけたこだわりの弁当を配達してくれる社食サービスである「みんなの食堂」では、曜日によってジャンルの異なる2種類の弁当が日替わりで登場し、1食600円という手軽な価格で購入可能です。

こちらの社食サービスは、専用のURLを社員に通知し、専用ページから社員自身が直接発注することで、指定した場所に弁当が配達されるシステムで、注文を担当者が取りまとめる必要はなく、とても便利に利用できます。

飲食店での新型コロナ感染が懸念される中、外出せずに専門店の味を楽しめる「みんなの食堂」は、食の福利厚生として、安全性や栄養バランスを考慮した食事を提供するだけでなく、食べる楽しみも提供したいと考える企業にうってつけの社食サービスなのです。

 

シャショクル

豊富なラインナップで、コストパフォーマンスの良い低価格の弁当から、ヘルシーで健康志向の弁当、少し値段の高い人気店・有名店の弁当まで幅広いジャンルの弁当を、その日の気分で楽しめる社食サービスが「シャショクル」です。

「シャショクル」には、オフィス内スペースで販売スタッフが弁当を対面販売するプランと、専用のワゴンに日替わりで弁当が配達され、その場で弁当を選ぶ無人販売プランの2つが用意されており、自社の状況に応じてプラン選択することができるシステム。

「ヘルシーさを重視したい」「ボリュームのある弁当を販売してほしい」など、企業ごとの要望にも対応可能なことから、社員の希望に沿った形で食の福利厚生を実現できるのです。

自社の状況やニーズに応じてプラン選択やメニューの相談ができ、食の楽しさも社員に提供できる「シャショクル」は、食の福利厚生に対する社員満足度を高められる社食サービスだと言えるでしょう。

 

まとめ

導入の際の初期費用を抑えられ、充実した食の福利厚生を手軽に取り入れられる社食サービスの具体的な内容や特徴、おすすめの社食サービスについてご紹介しました。

健康経営が叫ばれ、社員の健康につながる食の福利厚生に力を入れる企業が増加している現状に加えて、新型コロナウイルスの流行もあり、オフィスの中で健康的かつおいしい食事を楽しめる社食サービスは、食の福利厚生の中でも今後ますます注目を集めていくと考えられます。

満足度の高い食の福利厚生を実現させたいと考えつつも、具体的にどのような形で実施するか頭を悩ませているのであれば、社食サービスを選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

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