食事補助の福利厚生は社員満足度が高く、健康経営の一助にもなることから取り入れたいと考える企業も多いのではないでしょうか。中でも社食サービスはスペースをとらず、運用コストもローコストで済むことから導入しやすく、おすすめの福利厚生だといえます。
各社さまざまなおすすめポイントがあり、いざ導入するときにどの社食サービスにするか迷ってしまうはずです。
この記事では、おすすめの社食サービスを8つご紹介します。
それぞれの社食サービスのおすすめポイントを比較、検討してみてくださいね。
>>社員の健康改善にも!社食サービス「オフィスでやさい」<<
社食サービスの比較ポイント
そもそも社食サービスには、どのような特徴があるのでしょうか。
どのようなおすすめポイントに注目して比較すると良いのかご紹介していきます。
社食サービスの種類
まずは社食サービスの種類を確認しましょう。
社食サービスには、大きくわけて3つの種類があります。それぞれおすすめポイントや特徴が異なり、社員のニーズに応じてどのタイプの社食サービスが自社にマッチするか選ぶのがおすすめです。
置き方社食サービス
会社に自動販売機や冷蔵庫、冷凍庫を設置するタイプの社食サービスです。
おすすめポイントは2つあります。
1つ目のおすすめポイントは、24時間いつでも利用できるという点です。
時間に縛られずに利用することができるため、出勤前に朝ごはんとして食べたり、夜勤前の腹ごしらえとして食べたりすることもできるでしょう。
2つ目のおすすめポイントは、社員のニーズに合わせて利用することができるという点です。
置き方社食サービスは、1品ずつ購入することができます。
そのため家からおにぎりだけ持参して、主菜と副菜を購入したり、主菜・副菜・ごはんものと頼んで定食スタイルで楽しんだりすることが可能です。
お弁当型社食サービス
昼食時に、お弁当を販売してくれるタイプの社食サービスです。
対面型で販売するもの以外にもワゴンで無人販売するもの、冷蔵庫に入れて日持ちするタイプのものなどがあります。
お弁当型社食サービスのおすすめポイントを2つご紹介しましょう。
1つ目のおすすめポイントは、栄養バランスのとれた食事ができるという点です。
お弁当は主菜・副菜・ごはんもので構成されているものがほとんどでしょう。また、管理栄養士や医師など食や健康のプロフェッショナルが監修しているサービスもあります。自身で栄養バランスを気にして用意する必要がないため、忙しいビジネスパーソンにぴったりの社食サービスといえるでしょう。
2つ目のおすすめポイントは、簡単に食べられるということです。
自身でコンビニで栄養バランスを気にしてパスタ、スープ、サラダ、コーヒーと頼んだ場合、それぞれを温めたり、お湯を注いだりという手間が発生します。お弁当であればお弁当を温めるだけですぐに食べることができるため、限られた休憩時間内でも時間を無駄にせずにすぐに食事をとることができるでしょう。
提供型社食サービス
社外で調理した食事を昼食時に、ケータリング式で届けてくれる社食サービスです。
おすすめポイントは、2つあります。
1つ目のおすすめポイントはコミュニケーションの活性化につながるという点です。
提供型社食サービスでは社員が揃って食事をします。そのため、食事中は場が和みやすく、会話もはずむでしょう。食事をしながら、仲間と話をしてリフレッシュすることで、午後からの仕事に集中できたり、絆が生まれてチームプレイがうまくいったりといった効果もあるかもしれません。
2つ目のおすすめポイントは量やメニューが調整できるという点です。
男性が多い職場であれば肉を多めに、女性が多ければ野菜を多めでご飯を少なめになど、職場の男女比や年齢に応じて食の好みがあるでしょう。提供型社食サービスでは量の調整がしやすいため、社員のニーズに合わせて量やメニューを微調整することで、無駄をなくし、より社員満足度の高い社食サービスの運用ができるのです。
メニューの種類
メニューの種類は、しっかりと確認しましょう。メニューが少ないと、次第に社員が飽きてしまうといえます。
また男性社員が多いのにヘルシーな社食サービスや、女性社員が多いのに量が多い社食サービスなどでは社員のニーズに合っていないという場合もあるかもしれません。
そのような状況が続くと、結果的に社員は利用しなくなってしまいます。
社員の食の好みや、男女比、年齢に応じて各社のメニューを比較、検討し、どれぐらいの頻度でメニューが変更されるのかも注目して社食サービスを検討するといいでしょう。
健康に配慮できるか
3つ目に健康に配慮できるか確認しましょう。
どうせ社食サービスを導入するのであれば、健康に配慮できるサービスが好ましいです。
最近では「健康経営」という、社員の健康管理を施策として経営方針に取り入れる企業が増えています。
社員が離職や休職をすることなく心身共に健康で働き続けることができ、生産性高く仕事を行うことができれば会社にとって大きなメリットとなるでしょう。
また、「健康経営」を会社として行っているということは求職者へのアピール材料にもなります。求職者が集まりやすければ優秀な人材も確保しやすく、会社として得られるものも大きいでしょう。
栄養バランスのとれた食事は健康の基本です。
社内から一歩もでずに社食サービスで健康に配慮できる食事をとれることは社員、会社双方にとって有益といえるでしょう。
おすすめ社食サービス8選
ここからはおすすめの社食サービスを8つご紹介します。
オフィスでやさい・オフィスでごはん
1つ目にご紹介するおすすめの社食は置き方社食サービスのオフィスでやさい・オフィスでごはんです。
その名の通り、新鮮な野菜やフルーツを使った惣菜がラインナップされています。
サラダごはんや、カットフルーツ、温野菜はもちろん、肉や魚を使用した惣菜やごはんものなど様々なおすすめの商品があるのが特徴です。
契約後もサポート体制が充実しており、より社員満足度の高い社食サービスの運用をするためにどうしたら良いかオンラインでサポートをしてもらうことができます。
「この商品が人気だからこの商品を増やしたい」「こんな要望が社員からあったが、そのようなメニューの追加は可能か」など、運用しながら社員のニーズに沿った社食サービスの運用ができるでしょう。
オフィスでやさい、オフィスでごはんの値段や特長は下記の通りです。
◆オフィスでやさい
会社負担:月額49,000円~
社員負担:1品100円~
配達頻度:週2回
季節ごとに旬の食材が入れ替わり、年間で60種類以上のメニューがかわる
◆オフィスでごはん
企業負担:月額25,000円~
社員負担:1品100円~
配達頻度:月1回(足らなくなったら追加可能)
基本コース:毎月20種類のメニュー全てが入れかわる
こだわり無添加コース:毎月10種類のうち5種類がかわる
オフィスでやさい for リモート
長引くコロナ禍の影響でリモートワークになった企業も多いでしょう。
オフィスでやさいにはリモートワークに対応したプランもあります。
社員自身の自宅に届くもので、社員が自身にあったプランを選択できるのも特長です。
導入の方法もとても簡単でスマホアプリ「YASAI PAY(ヤサイペイ)」に会社から社員に対し毎月クーポンが配布されます。
社員はそのクーポンを利用して、自分の好きなプランを購入することが可能です。
オフィスでやさいforリモートには下記のようなプランがあります。
・産直野菜セット
・冷凍スムージーセット
・お手軽お惣菜セット
・<千房>お好み焼き・たこ焼きセット
・<丸福珈琲店>ドリップコーヒーセット
料金は下記の通りです。
初期費用:50,000円
月額費用:10,000円(※期間限定 通常は利用人数によって異なるため要問合せ)
商品代金:3,000円~(社員に配布するクーポンの代金 1,000円刻みで調整可能)
みんなの食堂
2つ目のおすすめの社食サービスはみんなの食堂です。
今までは提供型社食サービスでしたが、新型コロナウイルスの影響で現在ではお弁当型社食サービスとして提供されます。
みんなの食堂は初期費用0円で、1食あたり600円で導入可能です。
みんなの食堂の最大おすすめポイントは多彩なメニューにあります。
月曜日はカフェ、火曜日はお魚専門店、水曜日はインド料理といった具合に毎日違うレストランが2種類ずつのお弁当を届けてくれるのです。
そのため、毎日利用しても飽きずに楽しむことができるでしょう。
利用方法は社員にみんなの食堂のURLを配布し、社員自ら頼みたいお弁当を頼むだけです。
1週間分のメニューを確認できるため、自分が頼みたいお弁当だけ頼むことができます。
管理栄養士が監修しているため、栄養バランスのとれたお弁当を楽しむことができるのも魅力です。
シャショクル
3つ目のおすすめの社食は、お弁当型社食サービスのシャショクルです。
シャショクルのおすすめポイントは、ラインナップが豊富で低価格のお弁当から有名店のちょっとリッチなお弁当まで幅広い価格帯のものがあります。
プランは下記の2つです。
◆無人販売プラン
月額5万円
ロス買い取りあり
数種類の日替わり弁当
QRコードでかんたん決済
◆対面販売プラン
固定費0円(諸条件要問い合わせ)
ロス買い取りなし
販売スタッフが接客
数種類の日替わり弁当
QRコードでかんたん決済
オプションによりWebでの予約が可能
オフィスおかん
4つ目のおすすめの社食サービスは置き方社食サービスのオフィスおかんです。
「わが子にも安心して食べさせられること」をコンセプトに、国産素材と国内製造にこだわり、優しい味付けなのが特徴となっています。
安全かつ旬の地のものが食べられるよう、全国のお惣菜パートナーと社内管理栄養士が共同で惣菜を開発しているのもポイントです。
冷蔵庫のサイズも3パターンあるため、3名規模の会社から数千名規模の会社までの利用ができます。
会社の月の負担額は、54,600円~で社員は1品100円~購入することができます。
380円出張食堂
5つ目のおすすめの社食サービスは、提供型社食サービスの380円出張食堂です。
温かくておいしい日替わりのメニューをブッフェ形式で楽しむことができます。
ごはんとお味噌汁はおかわり自由のため、働き盛りの男性にも喜ばれるサービスでしょう。
素材にもこだわっており、天然だしやこしひかりを使用し、親しみのある家庭の味付けが特長です。
初期費用は、0円で社員1名あたり380円で導入することができます。
Fit Food Biz Lite
6つ目のおすすめの社食サービスはお弁当型社食サービスのFit Food Biz Liteです。
1食あたり500円で導入することができ、企業負担額は問い合わせの必要があります。
おすすめポイントはFit Food Biz Liteのお弁当は管理栄養士だけでなく医師も監修しているのです。
下記のような点に気を付けたメニューになっており、社員の「健康経営」を考えている会社にぴったりの社食サービスといえるでしょう。
・1食あたり500㎉以下
・塩分2g前後
・糖質60g以下
・野菜量150g相当
・たんぱく質30g
オフィスパンスク
7つ目のおすすめの社食サービスはパンに特化した置き方社食サービスのオフィスパンスクです。
惣菜パンや菓子パン、ハード系のパンに低糖質のパンなど全国の職人が作った選りすぐりのパンを最大8種類届けてくれます。
冷凍パンはレンジで30秒温めるだけで焼きたての味わいを楽しめるのが特長です。
オプションでスープやドリンクも追加することで、手軽なカフェテリアのように活用できます。
プランは下記の2種類です。
◆おまかせプラン
月額30,000円~
商品の拡充、在庫管理全ておまかせ
◆セルフプラン
1個250円+送料(20個から注文可能)
社内の既存の冷蔵庫を使用
チケットレストラン
8つ目のおすすめの社食サービスはチケット型社食サービスのチケットレストランです。
近くの飲食店やコンビニなど全国60,500店以上を社食のかわりとして使うことができます。
例えば全国に支店のあるような企業は本社に社食があっても地方支店には社食がないという場合もあるでしょう。
チケット型であれば場所を選ばないので、全国の社員が社食サービスを使用することができます。
まとめ
8つの社食サービスとそれぞれのおすすめポイントをご紹介しました。
各社工夫がなされているため、どれにするか迷う場合もあるでしょう。
無料で試食ができる社食サービスもあるため、一度社内で味を確かめてから導入を検討するのもおすすめです。
ぜひ自社にぴったりのものを探してみてくださいね。