新型コロナウイルス感染症の流行によって、ビジネスパーソンの食事環境は大きく変わりました。
テレワークによって外出の機会が減ったり、レストランやカフェで人数制限があったりと、感染予防対策によって今までと同じようにランチタイムを楽しむことができなくなっています。
感染予防を意識しなければならない状況のなかでも、社員に「食事を楽しんでもらいたい」「健康的な食事を摂ってもらいたい」と考える企業は少なくないでしょう。
そのようなニーズが生まれたことから、社員の感染予防と健康サポートを考える企業に向けて、さまざまな社食サービスが登場しています。
ここでは、社食サービスが感染予防に効果的な理由をお伝えすると共に、健康的で栄養バランスの整った食事が提供できる社食サービスを紹介します。
>>感染予防にも効果的!社食サービス「オフィスでやさい」<<
新型コロナウイルスの流行でランチのあり方が激変
新型コロナウイルス感染症が流行したことで、ランチの摂り方に変化がありました。
不特定多数の人が集まる場所でのランチを避けたり、1人ランチを心がけたりと感染予防を意識する人が増えたようです。
一方、多くの飲食店では、入店前のアルコール消毒や体温チェックが実施されており、お店側も利用する側も感染予防のために何らかの対策をしていることでしょう。
感染予防対策は、感染リスクを回避するために必要であるとはいえ、貴重な休憩時間が削られていることが気になる社員もいるのではないでしょうか。
また、感染予防のために飲食店を避けて、コンビニやお惣菜屋さんにお弁当を買いに行く社員もいるかもしれません。
しかし、陳列されているお弁当をむやみに触らないようにしたり、レジに並ぶ人との距離を保ったりと、お弁当の購入時でも感染予防のためさまざまなことに気を使うものです。
このように、社外サービスを利用する場合、感染予防を意識しながらランチを摂ることが求められます。
感染予防を意識せざるを得ない状況では、ランチを摂ること自体を面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。
社食サービスが感染予防に適している理由とは?
飲食店やテイクアウトなど、社外のサービスを利用したランチに比べると、社食サービスは感染予防に適しています。
ここでは、感染予防の観点から社食サービスの特徴についてご紹介します。
外出せずに食事ができる
社内でランチを購入することができれば、食事のために外に出る必要がありません。
外出して食事を摂る場合、不特定多数の人と接触する可能性が高まりやすいです。
特に、ランチタイムは社内のエレベーターが混雑する傾向があります。
オフィスの外に出ると社外の人と接触することもあるため、外出して食事を摂る場合は、より感染予防を意識する必要があります。
社食サービスが充実していると、外出することなくオフィス内で食事ができるので、不特定多数の人と接する割合が格段に下がることから感染予防対策となります。
人との接触が少ない
社食サービスを利用してランチを摂ると、オフィス内にいる同僚以外の人と接触する機会が少なくなります。
特に、各フロアの一角に設置する設置型社食サービスは、社員食堂など多くの社員が一度に集まる食事スペースに比べて、接触する人が限定されるため感染予防の効果は高くなるでしょう。
自席で食事できる
外食では、不特定多数の人が触れる場所も多いため、感染リスクが高く、より慎重に感染予防を意識する必要があります。
一方、社食サービスなどを利用して自席で食事を摂る場合、自分以外が触れる場所は限られているため、必要以上に感染予防を意識しなくても良い点がメリットです。
社食サービスなどを利用して自席で食事を摂ることは、感染予防ができると共に精神的な負担の緩和にもつながると言えます。
利用時間が自由
社食サービスは、社員がいつでも好きな時に利用できます。
社員食堂などは利用時間が決まっている企業も多いため、食事時間の自由度が低いことが難点です。
加えて、たくさんの社員が同時に集まりやすいため、感染予防の観点からはリスクが高いでしょう。
宅配弁当などの利用は、人と接触する機会が少ないため感染予防対策になるものの、消費期限が当日中など短く設定されている傾向があり、食事時間の自由度は低くなりがちです。
一方、空いたスペースを利用した設置型社食サービスは24時間利用できるケースが多く、消費期限も宅配弁当に比べると長めに設定されています。
社食サービスは不特定多数の人と接触することが少ないため、感染予防対策になるだけでなく利用時間の自由度も高いことから社員にとって利便性が良いと言えます。
毎日使っても飽きない!社食サービスはラインナップが豊富
社食サービスは毎日同じようなメニューを提供しているイメージを持つ人がいるかもしれません。
しかし、健康経営を意識している企業が増えていることもあり、栄養バランスの良いさまざまな種類のメニューを扱っている社食サービスが増えてきました。
ここでは、昨今の社食サービスにおけるメニューの傾向についてご紹介します。
健康や栄養バランスに気遣ったものも多い
社食サービスの多くは、和食、洋食、中華といった料理の種類だけでなく、季節の野菜や果物を意識したメニューや健康的で栄養バランスの整った色鮮やかな主菜や副菜を提供している傾向にあります。
その日の気分で食べたい食事が選べたり、季節感を感じることができたり、視覚的にも楽しめるメニューを提供することで、食事自体を楽しめるような工夫をしているところも、昨今の社食サービスの特徴でしょう。
社食サービスは、仕事が忙しいためにランチを後回しにしたり、ジャンクフードばかりを食べていたりする社員を健康的な食生活に導くきっかけになるかもしれません。
また、小腹が空いた時に食べられるように、ハンディサイズの野菜や果物を提供する社食サービスもあります。
間食に食べていたスナック菓子を社食サービスで提供されている野菜や果物に変更すると、カロリーが抑えられるだけでなく日常的に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維などを摂ることができます。
多くの社食サービスは、オフィスでデスクワークをする社員の健康サポートができるようなメニューを考案しているため、健康や栄養バランスに気遣ったものが多くあります。
感染予防におすすめ!導入も手軽な社食サービス
社食サービスの多くは、毎日利用しても飽きないだけでなく、栄養バランスを意識したメニューが充実している傾向にあります。
充実したラインナップは社員の満足度も高く、社食サービスの利用率が向上しやすいといえます。
ここでは、社員の満足度が高くなりやすく、導入が手軽で感染予防におすすめな社食サービスをご紹介します。
オフィスでやさい・オフィスでごはん
感染予防におすすめの社食サービスに、OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の「オフィスでやさいプラン」と「オフィスでごはんプラン」があります。
オフィスに専用の冷蔵庫や冷凍庫を設置し、24時間いつでも利用できる社食サービスです。
「オフィスでやさいプラン」の企業負担は月額49,000円~、従業員の購入価格は1個100円~(税込)とリーズナブルな価格設定になっています。
メニュー内容は、カットフルーツやサラダ、ヨーグルトなどに加え、主菜となるお惣菜も提供されており、週に2回(最大5回)配達され、昼食や夕食、お弁当の一品、小腹が空いた時のおやつとしての利用がおすすめです。
「オフィスでごはんプラン」は、管理栄養士が栄養バランスを考えたメニューを考案しており、保存料や合成着色料が無添加で、国産食材を優先して使用している主食やお惣菜が月1回届きます。
企業負担は月額25,000円~従業員の購入価格は1個200円~(税込)になっています。
みんなの食堂
みんなの食堂は今までビュッフェスタイルで社食サービスを提供していましたが、感染予防を意識したシステムに変更しています。
オフィスにいながら専門店のランチボックスが楽しめる「日替わりレストランランチ」を提供しており、感染予防対策に適応した新しい社食サービスに変わりました。
月曜はカフェ、火曜は魚専門店、水曜は中華料理と、毎日違うレストランのメニューを用意しているので、飽きることがありません。
1食600円とお手頃な価格設定で、配送料や固定費はかからず専門店の味をオフィスで堪能できる社食サービスです。
Fit Food Biz Lite
Fit Food Biz Liteの特徴は、医師・管理栄養士の監修で作られている点で、デスクワーク中心の社員に適したカロリーや栄養バランスを意識したメニューになっています。
カロリーが500Kcal台、糖質60g以内、塩分2g前後に抑えているにもかかわらず、20~30品目の食材を使用しているため満足感を得やすい内容です。
さらに、3大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物に加え、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質をバランスよく摂取できるよう「7大栄養素」までこだわり抜いた健康弁当であることも特徴的な点でしょう。
1食500円とリーズナブルな価格の健康弁当がオフィスで購入できるので、感染予防の観点からもおすすめの社食サービスです。
オフィスおかん
オフィスおかんは、すべて国内製造したこだわりのお惣菜を提供している社食サービスです。
肉や魚を使った満足感のある主菜や旬の野菜を使った副菜をオフィスの冷蔵庫にお届けするため、健康的な食事が取れるだけでなく感染予防対策にもピッタリです。
24時間利用可能な社食サービスなので、ランチを食べ損ねてしまったときや小腹が空いたときなど、いつでも利用できます。
テレワーク中に自宅にご飯が届く社食サービスも
社員の感染予防を目的に、テレワークを積極的に実施する企業が増えてきました。
テレワークでは、人の目を気にせず自由に食事が摂れるため、間食が増えてしまったり、逆に食事を摂らなかったりと、食生活が乱れてしまう社員も増えやすくなります。
食生活の乱れから健康維持が難しくなると、仕事のパフォーマンスが落ちやすくなると言われているので、企業としてはテレワークであっても社員の食事をサポートしたいところでしょう。
ここでは、社員の感染予防と共に健康サポートができる社食サービスをご紹介します。
オフィスでやさい for リモート
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)が提供する「オフィスでやさいforリモート」は、新鮮な野菜や健康的なお惣菜を社員の自宅へ直接お届けするため、新型コロナウイルス感染予防対策にもなります。
また、社員は届いたお惣菜を組み合わせて定食を作ったり、スムージーで野菜や果物に含まれる栄養素を補ったりすることができるため、健康的な食事が摂りやすい社食サービスです。
産地直送の野菜セットを購入すると、食材を買うための外出回数が減るため、感染予防としての効果があります。
「オフィスでやさいforリモート」では、お好み焼きの本場大阪の名店「千房」のお好み焼き・たこ焼きセットや、「丸福珈琲店」のドリップコーヒーセットも購入可能です。
今後も糖質オフのお弁当が追加されるなど、健康に配慮したラインナップが増える予定なので、企業は感染予防を促しながら健康的な社食サービスが提供できます。
オフィスおかん仕送り便
オフィスおかんが提供する「オフィスおかん仕送り便」も、社員の自宅にお惣菜をお届けする社食サービスのため感染予防にぴったりです。
真空包装された調理済みのお惣菜が冷蔵で届く点が特徴です。
1袋ごとに小分けされているので、複数を組み合わせて定食メニューを作ることもできます。
全国対応で配送先や個数に合わせて選べるプランを用意しているので、企業規模に合わせた利用が可能です。
福利厚生出前館クーポン
福利厚生出前館クーポンは、出前館クーポンを社員へ配布・発行することで利用できます。
利用方法はとても簡単で、社員はアプリまたはwebで商品を選んでカートに入れ、カート画面でクーポンコードを入力するだけです。
注文を確定すると自宅まで配達されるので、感染予防対策になります。
まとめ
オフィスで社食サービスを提供するメリットは、感染予防対策をしながら気軽に低価格で食事を購入できる点です。
感染予防を考えながらオフィスの外へ出るのは面倒だけれど、「しっかりランチは食べたい」「ちょっとしたおやつが食べたい」ということもあるでしょう。
そのようなときに、健康的でヘルシーな食べ物が簡単に購入できる社食サービスがあると、社員も嬉しいですよね。
社食サービスは、意識せずに健康的な食事が摂れる環境が提供できるだけなく、感染予防対策にもなるため、社員の感染予防と健康サポートを考える企業におすすめです。