社食サービスにもデメリットはある?企業目線・従業員目線で解説

社食サービス比較

社食サービスというものを知っていますか?

社食サービスとは気軽に社内でランチをとれるように工夫された社員食堂に変わったサービスです。社員食堂のような導入のデメリットもなく、中小企業でも取り入れやすいと話題になっています。

この記事では社食サービスのメリット、デメリットとおすすめの社食サービスについてご紹介します。

>>社員の健康改善にも!社食サービス「オフィスでやさい」<<

安くて使いやすいと話題!「社食サービス」とは?

社食サービスという言葉をテレビや雑誌などで見聞きしたことがあっても、実際はどのようなサービスかピンとこない人もいるのではないでしょうか。

そもそも社食サービスとはどのようなものかまずご紹介します。

 

社食サービスの特徴

社食サービスとは社員食堂に変わって従業員に食事を提供できるサービスです

従来の社員食堂では、下記のようなデメリットがありました。

  • 初期費用、運営費用がかかる
  • 広い場所が必要
  • 営業時間が限定されるため、食事を取り損ねる

しかし、社食サービスでは広い場所も必要なく、初期費用も運営費用も安く抑えることが可能で、社員食堂のようなデメリットもありません。

社食サービスにはいくつかの形式があるため、詳しくご紹介します。

  • 設置型

冷蔵庫や、冷凍庫、ワゴンなどを企業に設置し、そこにお弁当や惣菜、サラダを無人で販売する方法です。

支払いは貯金箱で行う場合や、最近では従業員がお金の管理をしやすいようにQR決済などのキャッシュレス決済を取り入れているものもあります。

24時間好きな時間に利用できるため、昼食だけでなく、始業前の朝食としての利用や残業前の腹ごしらえにも利用できる社食サービスです。

  • デリバリー型

昼食時に業者がやってきてお弁当や惣菜などを販売してくれる方法です。

ほとんどの場合、机2個分ほどのスペースがあれば可能で、温かいものを食べられるというメリットがあります。

日替わりで何種類かを持ってきてくれるタイプや、Web上の事前予約制でお弁当を持ってきてくれるタイプがあります。

また社食サービスが有名店と提携しており、誰もが知っている有名店のお弁当を企業に配達してくれるタイプの社食サービスもあります。

社食サービスにもデメリットはある?

便利な社食サービスですが、メリットがある一方でデメリットもあります。

ではどのようなデメリットがあるのでしょうか?

企業側のデメリット、従業員側のデメリットについてご紹介します。

企業側が知っておくべきデメリット

まず企業側がしっておくべきデメリットとしてあげられるのがコスト面です

社食サービスにはさまざまな契約方法があり、初期費用の有無や、企業側の負担がどれくらいあるのか、費用対効果を考えて検討すると良いでしょう。

次に省スペースとはいえ、設置型の場合はスペースが必要ということもデメリットです

特に冷蔵庫を置くタイプであれば、電源の近くに置く場所を作る必要があります。

食品を置く場所になるため、衛生面も気を付けなければならないポイントです。

従業員側が知っておくべきデメリット

従業員のデメリットとして考えられるのは、設置型の場合は特に売り切れることがあるということです

設置型の社食サービスで、昼食を摂ろうと思ったら売り切れだったなんて可能性もあります。

社内で手軽に取れることがメリットの社食サービスですが、万が一のことを考えて時間にゆとりを持って昼食の時間を取ると良いでしょう。

またデリバリー型のデメリットは時間が限定されるということです

事前予約でない場合、会議が入ってしまった、仕事が長引いてしまった場合は買い逃してしまうということも考えられます。

デメリットよりも注目したいメリット面

上記では社食サービスのデメリットを挙げましたが、社食サービスにはデメリットよりも注目したいメリットがたくさんあります。

社食サービスのデメリットよりも注目したいメリットについてご紹介します。

安く食事がとれる

社食サービスであれば数百円で栄養士が監修したバランスの良い食事をとることができます。

例えばコンビニでサンドイッチ2個、サラダ、ヨーグルト、コーヒーなど栄養バランスを意識して購入すると1,000円以上かかるでしょう。

結果として節約のためにサンドイッチのみ、おにぎりのみといった食事につながり、それではバランスが良いとはいえません。

お腹がすいてしまって仕事のパフォーマンスが落ちたり、機嫌が悪くなったり、低血糖で調子が悪くなったりといったことも起きるでしょう。

今までコンビニや外食で使用していた額よりもはるかに安く栄養バランスの良い食事をとれるので、導入すれば従業員の満足度にもつながります。

ランチに手間がかからない

限られたランチタイムの中で外食をしたりコンビニに行ったりすると、それだけでかなりの時間を要するでしょう。

外食したらなかなかご飯が出てこない、コンビニに行ったらレジがランチ時で混んでいたなんて経験をしたことがある人も多いでしょう。

昼食の時間がなくなり、流し込むように食事をするようでは健康的な食事の仕方とはいえません。

社食サービスであれば社内で完結し、出かける必要がないためゆとりをもってランチタイムを楽しむことができます。

栄養バランスのある食事を社内で手軽にとれるので、社食サービスは従業員に喜ばれるサービスといえるでしょう。

健康増進にもつながる

社食サービスで提供しているものは、栄養バランスを考え作られているものも多くあります。

一人暮らしの人や男性従業員は栄養が偏りがちという人も多いでしょう。

料理をする人でも毎日栄養バランスを考えたお弁当を作ることは大変なことです。

社食サービスを導入すれば栄養士が監修した栄養バランスの整った食事をとることができます。

栄養のある食事をとることは効率の良い仕事をするために欠かせません。

「健康経営」という言葉もあるように、従業員が健康になるように投資することは企業にとって大きなメリットになります。

社食サービスのように栄養バランスの良い食事を提供することで、従業員が心身共に健やかに働けるような企業作りができるでしょう。

コミュニケーションが生まれる効果も

社食サービスを導入すれば社内で食事をとる人が増えるでしょう。

食事をしている時は仕事をしている時よりも場が和やかになりやすく、会話も弾むのではないでしょうか。

社食サービスでは、飽きがこないように日替わりメニューにしています。

何のメニューが好きか、何のメニューがおいしかったかなど社食サービスをきっかけに会話が生まれ、社内の円滑なコミュニケーションが生まれる効果も期待できるでしょう。

おすすめしたい社食サービス

ではどのような社食サービスがあるのでしょうか。

ここではおすすめの社食サービス3つをご紹介します。

オフィスでやさい・オフィスでごはん

1つ目にご紹介する社食サービスはオフィスでやさい・オフィスごはんです。

設置型の社食サービスで、従業員は100円~で購入できます。

いつものお弁当やおにぎりにサラダやカットフルーツなどをプラスするだけで、栄養バランスのとれた食事ができるようになります。

オフィスでやさいは新鮮なサラダやカットフルーツ、スムージーに温野菜などの豊富なラインアップが魅力です。

週に2回商品を入れ替えてくれるため、常にフレッシュなものを食べられます。

オフィスでごはんはごはんに合う惣菜や、ごはんものなどがラインアップされているのが特徴です。

オフィスでごはんは冷凍のため、最長で3か月日持ちし、レンジで温めるだけで食べることができます。

商品の補充は月に1回ですが、足らなくなった場合はいつでも追加注文が可能です。

オフィスでやさい・オフィスでごはんは全て栄養士が監修しています。

現代人に不足しがちな食物繊維やミネラル、ビタミンを豊富に含んだ食事をとることができて健康的です。

保存料、合成着色料不使用で材料も全て国産のものを使用しているため、安心・安全な食事を社内で手軽にできるというのもポイントでしょう。

支払いも現金払いとキャッシュレス決済「YASAI PAY」の2パターンを併用することが可能です。

「YASAI PAY」であればクレジットカード決済の他にLINE pay、メルペイでの決済ができ、従業員が自分に合った支払い方法を選択できます。

導入後は、下記のようなサポートも受けられます。

  • こんなメニューがないかなどのメニューの相談
  • 賞味期限間近の商品の回収
  • 入居しているオフィスビルの停電情報から生鮮商品の入荷を調整し腐敗を防止
  • 売上から人気の商品を調整
  • 利用率が上がるよう専任担当者がサポート

無料試食も行っているため、実際に味を見てから導入を検討することも可能です。

>>オフィスでやさい・オフィスでごはんの詳細はこちら

シャショクラブ

シャショクラブは、複数あるお弁当屋さんからお弁当を選ぶことができるデリバリー型の社食サービスです。

ボリュームのあるお弁当からヘルシーなお弁当と、毎日10種類以上のラインアップから選択できます。

また、種類も和・洋・中・エスニックなど豊富で、加盟している店舗は200店舗以上、お弁当は2,000種以上にのぼります。

そのため、社食サービスにありがちな飽きてしまうというデメリットがなく、長期に渡って利用できるでしょう。

福利厚生で利用する場合は従業員は1食250円~で購入することができ、リーズナブルに昼食をとれるので従業員に満足してもらえるのではないでしょうか。

毎日11時45分までにはお弁当を届けてくれるので、時間に余裕を持ってランチタイムを過ごすことができます。

お弁当を購入するときも面倒なことは一切不要です。

お弁当を頼みたい従業員が自身のスマホやタブレットで頼みたい時に頼むことができます。

店舗によっては当日の9時まで予約を受け付けてくれるところもあるため、朝忙しくてお弁当を作れなかったという時の利用も良いでしょう。

オフィスおかん

オフィスおかんは設置型の社食サービスです。

設置する冷蔵庫の種類が3タイプあり、3名規模の企業から数千名を超す企業まで、企業規模に合わせて利用できます。

従業員は1品100円~購入することができ、商品は全て国内製造です。

安全・安心な惣菜を製造するために、全国の製造者と試作を重ね、味と素材にこだわったひと手間かけた惣菜になっています。

毎月旬の食材を使った惣菜が登場し、オフィスにいながら家庭で味わえるようなほっとした味わいも特徴のひとつです。

食べ応えのあるお肉やお魚の惣菜、全国の特産物を使用した惣菜に、旬の野菜を使用した副菜などもラインアップされています。

毎月20種類以上とメニューが豊富なので、毎日飽きずに利用できるでしょう。

メインの惣菜と副菜、ごはんを組み合わせて定食スタイルにしたり、おにぎりに副菜を足したりと自分好みの使い方ができる社食サービスです。

安全の基準を「わが子に食べさせられること」というものにしており、添加物を極力控え、国産原料を優先して使用するなど厳しい自社基準を設けています。

持ち帰ることも可能なため、退勤時に自宅に持ち帰り、夕飯に食べることもできます。

安心・安全にこだわった惣菜なため、小さな子どもがいる家庭にも喜ばれるでしょう。

また一人暮らしの従業員にとっても、昼食も夕食も社内で安価に購入できるので、満足度も高いのではないでしょうか。

昼食だけでなく、多様なシーンで使用できることも置き方タイプの魅力となります。

まとめ

社食サービスにはデメリットもありますが、そのデメリットなんて全く気にならないほど、メリットがたくさんあります。

従業員の健康を管理でき、栄養バランスのとれた食事を安価に提供することは従業員にとって満足度の高い福利厚生となるでしょう。

社食サービスのような福利厚生は社外へのアピールにも有効で、求職者にも好印象なのも良ポイントです。

企業側が知っておくべきデメリット、従業員側が知っておくべきデメリットを踏まえた上で、そのデメリットよりもメリットが上回ると思ったらぜひ取り入れてみることをおすすめします。

社員食堂の導入にあるようなデメリットもなく、低コスト、省スペースで取り入れられる社食サービスをぜひ検討してみてください。

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