「社食」と聞くと、いわゆる食堂のようなイメージが浮かぶ方が多いと思います。
そのような食堂スタイルの社食を準備するためには、スタッフの雇用、スペースの確保など様々なハードルがあります。
そのため、食堂スタイルの社食を準備するのは大企業でなければ難しいのが実情です。
そうしたことから、近年では手軽に導入できる福利厚生としての社食サービスが注目されてきています。
今回は社食サービスの中でも特に注目を集めているOFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)について、比較や口コミなども踏まえてご紹介します。
>>社員の健康改善にも!社食サービス「オフィスでやさい」<<
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の特徴まとめ
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は設置型の社食サービスで、業界や規模を問わず利用されており、すでに2,000拠点の導入実績(2020年10月時点)があります。
オフィスで野菜というネーミングからも想像できるように、産地直送の新鮮な野菜やフルーツを使っており、国産材料や無添加にもこだわっています。
管理栄養士監修のもとで作られたヘルシーなお惣菜が提供されているのが特徴です。
オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置すると、そこに上記のような健康的な食事が届けられるので、従業員は好きなものを好きな時間に利用することができます。
価格はほとんどの商品が一つ100円(従業員向けの価格)で、コンビニよりも気軽に利用できる金額設定となっています。
お惣菜などをランチとして利用することもできますし、コンビ二のサンドイッチやおにぎりだけでは栄養の偏りが気になる、ちょっと物足りないという時に、サラダやヘルシースナックなどを手軽にプラスすることもできます。
支払いには現金だけでなく、専用アプリを使ったクレジットカード決済、LINE pay決済、メルペイ決済も利用可能。
オフィスで野菜は商品管理から集金管理まで、全て”お任せ”で導入できるサービスとなっており、手間がかかりません。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の2つのプランとは?
オフィスで野菜には「オフィスでやさい」と「オフィスでごはん」という2つのプランがあります。
どちらのプランも、野菜やフルーツ、お惣菜といった健康的な食事を、オフィスで気軽に食べられるようにと考えられているため、値段もサイズも手ごろなものとなっています。
オフィスで野菜のそれぞれのプランの内容について、詳しく見ていきたいと思います。
オフィスでやさい
「オフィスでやさい」という響きから、フレッシュなサラダなどがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。こちらは野菜を中心とした健康的な食事が提供されているプランです。
「オフィスでやさい」の専用冷蔵庫を設置すると、そこに商品が定期的に配達されるというシステムになっています。
冷蔵庫といってもショーケースタイプのコンパクトなものなので、少しのスペースがあれば設置でき、貸し出し費用も無料です。
新鮮なサラダやフルーツはもちろん、スムージーやフルーツジュース、手ごねハンバーグやじっくり煮込んだカレー、銚子産サバの味噌煮など、主菜となるお惣菜まで幅広く準備されています。
また、毎月新商品が追加されるので飽きることもなく、旬の野菜やフルーツも楽しめます。
合成着色料や保存料などの添加物を使わずに、食材ごとに産地を厳選し、国産の物を優先的に使用するなど、安心・安全へ対するこだわりが感じられます。
一つ一つ手作りされているため、家庭で作る食事のようにほっとできる味を楽しめます。
手に取りやいサイズのため、仕事をしながらでも気軽に食べることで、気軽に野菜不足を解消することができます。
このプランは週に2回の配達で、オフィスで野菜のスタッフによる直接配達とクール便による配達から選ぶことができます。
オフィスでごはん
「オフィスでごはん」プランは主菜や副菜となるお惣菜が、月に1度、クール便で届けられるプランです。
冷凍のお惣菜が届けられるので、冷凍庫と電子レンジの設置が必要となりますが、オフィスでやさいと同じく貸し出しは無料です。
こちらも食材の産地や無添加にこだわった30種類ものお惣菜が用意されています。
そのうち、25品は毎月入れ替えられるので飽きることがありません。
オフィスで野菜で提供されている管理栄養士監修のお惣菜のほか、タニタ監修のお惣菜や、吉野家の牛丼なども用意されています。
このオフィスでごはんには、基本コース、無添加コースの2つのコースがあります。
基本コースは、不要な添加物の使用を控えたお惣菜を自由に組み合わせられるコースで、月に約20種類の主食やお惣菜が届けられます。また、毎月すべてのメニューが入れ替わります。
無添加コースは、更にこだわった添加物不使用の10種類のメニューが毎月届けられ、そのうち半分のメニューが毎月入れ替わります。オフィスで野菜の管理栄養士が、健康的で飽きのこない組み合わせを考えて届けてくれるシステムです。
上記のどちらのコースも、冷凍だからこそ余分な塩分や糖分を抑えることができ、健康的で安心な食事を提供しています。
また、国産材料を優先的に使用して国内工場で生産されているのも、安心安全のポイントです。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入費用
オフィスで野菜の初期導入費用は50,000円(税別)です。
「オフィスでやさい」「オフィスでごはん」ともに、毎月の利用料は、商品希望数により金額が変わります。
オフィスでやさいの料金
オフィスでやさいの月間お届け個数は最小120個からとなっており、120個の場合の月額利用料金は40,000円(税別)となります。
個数については、企業規模に合わせて選ぶことができます。
さらに、この月額利用料に加えて、商品代金として1個につき100円(税込)が加算されます。
この合計額から、従業員へ提供する金額分が差し引かれ、請求されます。
例えば従業員に1個100円で提供した場合は、
が請求額となります。
オフィスでごはんの料金
オフィスでごはんの月の配達個数は80個からで、月額利用料は17,200円(税別)となっています。
ちなみに、届ける個数を増やしたい場合は、追加オプションとして40個で8,000円(税別)というシステムがあり、足りなくなれば追加注文が可能です。
そこに商品代(1個あたり税込200円〜)が追加されていきます。
この合計額から、従業員へ提供する金額分が差し引かれ、請求されます。
例えば月80個を従業員に全て1個100円で提供した場合は、
が請求額となります。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を導入するメリットとは?
①導入のための費用と手間を軽減できる
社員の食事のために社員食堂を導入しようとすれば、広い場所の確保、設備の準備など、導入に多くの費用や手間がかかります。
さらに、導入後も人件費や設備維持費などの必要経費がかかり続けます。
オフィスで野菜の場合は、必要な設備は冷蔵庫のみの設置型ですので、場所や費用、手間の面でも大幅に負担を軽減できます。
②ランチのための外出が不要
オフィス街のランチタイムは、飲食店やコンビニが混雑していることも少なくありません。
オフィスビルのエレベーターやコンビニのレジ前は長蛇の列となっていることもあります。
混雑を避けるためにも、オフィス内ですぐに購入できるオフィスで野菜などの設置型の社食が役立ちます。
③社員の健康意識を高められる
オフィスで野菜には、健康を意識した商品が豊富に揃っています。
栄養バランスの良い食事を企業側から提供することで、社員自身の健康意識の改善に繋がるでしょう。
自社の社員が健康に働ける環境を整えることも企業の大切な役割です。
④社内のコミュニケーションのきっかけになる
昼食は、社員同士でタイミングを合わせて休憩を取りやすい時間帯です。
業務外のプライベートな会話やコミュニケーションも社内の雰囲気作りには大切でしょう。
オフィス内にオフィスで野菜を設置することで、社員同士が気軽にコミュニケーションが取れる場所を作ることができます。
オフィスで野菜の導入と併せて、小さな休憩スペースなどを併設するのもおすすめです。
【他サービスと比較】OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)を選ぶ理由
福利厚生を充実させる企業の増加に伴い、様々な福利厚生サービスが登場しています。
なかでも、社食などの食事に関する福利厚生は社員の満足度も高いため多くの企業で導入されています。
数多くある他サービスと比較して、オフィスで野菜が選ばれる理由はどのようなものでしょうか。
①好きな時に好きなものを選んで、その場で購入できる
オフィスで野菜は設置型というスタイルですが、社食サービスとしてもうひとつ人気のスタイルに「デリバリー型」があります。
デリバリー型は、お弁当などをランチタイムまでにオフィスに届けてくれるサービスですが、注文を受け付けている時間が限られてしまうというデメリットがあります。
その点、設置型であれば好きな時に好きなものを好きなだけ気軽に利用することができます。
②新鮮な食材で作った、添加物の少ない健康的な商品が豊富
オフィスで商品を購入できる設置型のサービスは数多くありますが、オフィスで野菜は新鮮な食材で作った添加物の少ない健康的な商品が特徴です。
メニューも多く、食材の旬に合わせて毎月商品が入れ替わるため、飽きることがありません。
また、健康に配慮したメニューのため、オフィスで野菜を利用すれば自然と健康的な食生活を習慣づけられます。
③社員の健康への配慮・福利厚生の充実で企業イメージアップ
オフィスで野菜のような社食サービスを提供することで、社員の健康に配慮をしている企業として印象付けることができます。
企業のイメージアップは優秀な人材確保にも繋がりますし、すでに在籍している社員にとっても、満足度が上がることで離職率の低下も期待できます。
導入にあたっての注意点
実際にオフィスで野菜を導入するときに、始めに確認するべきポイントについて見ていきたいと思います。
オフィスで野菜の導入を検討している場合は、ホームページなどもご確認ください。
設置が必要な設備
オフィスで野菜専用の冷蔵庫や冷凍庫を置くためのスペースと電源が必要になります。設備自体はレンタルが可能です。
冷蔵ショーケースは
サイズが幅425×奥行412×高さ837(㎜)で、重量は32.5kg、消費電力は164w
となっています。
生鮮品の取り扱いとなるため、設置の際には以下のような設置条件があります。
・直射日光が当たらない
・清潔な環境が保てる
・熱源に近接していない場所に設置
・湿気や水気の少ない場所に設置
また、設置機器の周りには少しスペースを持たせる必要があるようです。
この他に、温めが必要なメニューがありますので、企業側で電子レンジを用意しておく必要があります。
対応エリア
オフィスで野菜の対応エリアは、プランによって少し異なります。
生鮮品を扱う「オフィスでやさい」については、東京を中心に、北海道、神奈川、千葉、埼玉、静岡、愛知、兵庫、大阪、岡山、福岡、沖縄などに展開中で、対応エリアは順次拡大中となっています。
スタッフによる配送(商品の補充もスタッフが行う)は各地域の一部に限られ、その他のエリアはクール便での宅配(補充は自身で行う)となっていますので、スタッフによる配送を希望する場合には、事前にホームページでエリアの確認が必要です。
冷凍品を扱う「オフィスでごはん」に関しては、全国どこでもクール便での対応となっています。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)の導入事例・口コミ・評判は?
実際にオフィスで野菜を導入している企業の導入事例と口コミなどを確認してみたいと思います。
導入事例
・マインドフリー株式会社
総務チームが「超!健康」のテーマのもと従業員のためにできることを模索しているなかでオフィスで野菜に出会い、試食を経て導入を検討。
食品ロスの懸念があったため、なんと、導入前に同じような形式で独自にテスト運用をした結果、ロスがほとんどないことが分かり、その後のアンケートでも好評だったため導入に至った事例です。
導入後の反応も良く社員の間のコミュニケーションにも役立っているそうです。
・ギークス株式会社
一人暮らしでの野菜不足を感じている社員などの満足度が上がり、コミュニケーションを大切にしている会社とのことで、美味しかった商品の話などから社員間の会話が生まれるきっかけとして役立っているという事例です。
口コミ・評判
オフィスで野菜についての口コミや評判も調べてみましたのでいくつか抜粋してみます。
・コンビニのサラダのような臭みも感じなかったし、水分が抜けたりもしていなくて野菜のシャキシャキとした食感と新鮮味を楽しめました。
・小腹がすいたときや野菜不足の時に、すぐに食べられるので助かってます。
・コンビニのカットフルーツだと、パサパサしたり中がすかすかしていることがあるけど、オフィスで野菜のカットフルーツは全くそんなことがありませんでした。
・ダイエット中のスタッフにもヘルシーで嬉しい♪
・オフィスで野菜は月々のランニングコストが固定なので、福利厚生の中に組み込みやすかったです。
・便利で安くて手軽に健康意識を高められる。ランチとおやつ、両方に対応できるのも魅力的!
・オフィスで野菜さんのプルーン。甘酸っぱくておいしかった♪
など、やはり手軽に健康的な食事をとれるという点で、評価が高いようです。
こちらもおすすめ!社食サービス
その他、おすすめの社食サービスについて簡単にまとめてみたいと思います。
オフィスおかん
こちらはオフィスで野菜と同じく、冷蔵庫を設置する置き型の社食サービスです。
テレワークや単身赴任、育児支援として従業員の自宅への配送する「オフィスおかん仕送り便」というサービスもあります。
管理栄養士による監修のもと、産地や無添加にこだわって作られたお惣菜は、パック包装された状態で届けられ、メニューもオフィスで野菜同様毎月入れ替えられ、利用者が飽きないよう考えられています。
タベナル
「食べることでなりたい自分になる」をコンセプトに、調理方法や食材、無添加にこだわった食事サービスを手掛けているヘルスフードブランドです。
その中の社食サービスとして「Fit Food Biz Lite」を展開していて、チルド状態のお弁当をオフィスに届けるタイプの社食サービスです。
お弁当のスタイルではありますが、チルドのため専用機器の設置が必要になります(レンタル可)。
医師と管理栄養士の監修のもと、デスクワークが多く運動量が少ないビジネスパーソン向けに、カロリー、糖質量、塩分などを抑えながらも、量、味ともに満足できるよう工夫されています。
栄養バランスにもこだわり、従業員負担は1食500円という手軽さです。
問い合わせ先・会社概要について
オフィスで野菜についての問い合わせや資料のダウンロードは、下記URLのホームページから行うことができます。
オフィスで野菜を運営しているのは株式会社 KOMPEITOで、現在は東京都渋谷区に本社を置き、小規模企業ながら主な株主にはニッセイ・キャピタル株式会社、キユーピー株式会社などがあります。
食に関するイベントの企画・運営や農産物のマッチングサービスなどを展開していて、日本のオフィスを健康にするというコンセプトのもと、特にオフィスで野菜事業に力を入れています。
詳しい会社概要はこちらです。